日焼けすると健康そうに見えるだけでなく皮膚の危険が増える理由とは?
2016/09/02
夏は、日差しが強くて、焼けちゃいますね・・・。
この季節に、日焼けに注意をしないと大変な事に!
そして、夏だからと言って、健康そうに見えるから、海やプールで日光浴しながら体を焼く人がいますよね?
僕も、若いころ、肌の色が白いのがコンプレックスだったのです。
そして、時代は健康的に見せる為、日サロ(日焼けサロン)に通う時代でした。
当時は、御茶ノ水の日サロ(日焼けサロン)で30分4500円くらいだったのを覚えています。
若いころなので、お金もなく、夏場は、プールサイドで体を焼いて黒くしてましたが、すぐに真っ赤になって火傷みたくなってしまいました!
皆さんは、そんな経験ないですか?
今回は、日焼けの危険を知るブログです・・・。
危険な日焼けを分析する!
紫外線(ultraviolet)は波長の長い順にA波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)の3種類に分けられます。
波長が短くなるほど毒性が強くなりますが、C波はオゾン層によってカットされるので、地上に届くのはA波とB波になります!
B波が強い!
オゾン層の減少によって、地上に達する紫外線量全体が増加しているので注意が必要と言われています。
地上に届くA波とB波のうち、日焼け、しみ、皮膚がんなどを起こす力はB波のほうがより強く、A波はB波より皮膚の奥まで到達します!
日焼けすると赤くなる?黒くなる?
日焼けには、皮膚が赤くなるサンバーンと、黒くなるサンタンがあります!
サンバーンは、B波によって血管拡張などの炎症が起きることにより皮膚が赤くなります。
サンタンは、A波によって皮膚のメラノサイト(色素細胞)が刺激され、メラニン色素が合成されることにより皮膚が褐色になります。
日光に当たった直後に皮膚が赤くなり(サンバーン)、皮膚の赤みが消失した後、皮膚が黒くなります(サンタン)。
サンバーンの応急手当は、冷水を含んだタオルや氷で皮膚を冷やしたりします。
体の火照りが続くようなら、水風呂に浸かったりするとよいでしょう。
水ぶくれができるなど、ひどい時は専門機関の診察を受けるようにしましょう。
紫外線!
紫外線(特にB波)を大量に浴びると、皮膚の細胞の遺伝子が傷つきます。
遺伝子が傷ついても修復されますが、浴びる紫外線の量が限度を超えると遺伝子は回復せず、傷ついた状態で細胞分裂を繰り返します。
すると遺伝情報は誤った形で書き替えられ、突然変異を起こし、皮膚がんが発症します。
紫外線の影響で発症しやすい皮膚がんには、日光角化症と基底細胞がんがあります。このうち、日光角化症はその名のとおり、紫外線に当たりやすい顔面や項部(うなじ)、手背(しゅはい/手の甲)などの部位に発症しやすく、薄紅色、褐色をした斑状のもので表面は「ザラザラ」しているのが特徴です。
自覚症状なし!
自覚症状はほとんどありません。
悪化すると有棘(ゆうきょく)細胞がんに進展することがありますので、日光角化症の段階でしっかり治療しておくことが大切です!
日焼け止めクリームは有効か?
日焼け止めクリームは、紫外線を防止するには効果的です!
効果は正しく使ってこそ初めて現れます。
塗る量がポイントで、1回分の塗布量はクリームなら適量程度が必要です。
汗をかいたり、擦れたりしてとれてしまうこともあるので、塗り直す必要があります。
紫外線の防止効果!
日焼け止めクリームやローションには紫外線防止効果を示すSPF、PAという指標がついています。SPFはB波の防止効果の強さを示すもので、数字が大きいほど強力なんです・・・。
PAはA波の防止効果を+(プラス)で表し、プラスが多いほど強力です。通常の外出は、SPF15、PA+程度のもので十分でしょう!
紫外線を防衛しよう!
日中外出する際は、帽子、日傘、サングラス、長袖の衣類を着用するよう心掛けましょう。
紫外線は、体内でのビタミンDの生合成に必要とされ、日光浴が勧められていました。
現在、紫外線は、必要とされるものではなく、予防すべきものなのです。
紫外線の多い時間帯を把握!
紫外線量が最も多い時間帯は、午前10時から午後4時頃まで続きます!
日焼け止めクリームは、こまめに塗りましょう。
地面や建物に反射してきた紫外線を浴びることもあります!
窓ガラスも通過してくるので、オフィスの窓際の席でも日焼けします。
仕事中など室内でも油断は禁物です。
もう治らないと諦める前に「Happy Jewel.N」
地域による?
同じ日本でも、南に行くほど紫外線量が多くなっています。
北海道と沖縄では、2倍以上の差があります!
南の方の旅行や海外旅行では、紫外線対策グッズを忘れずに持参しましょう!
曇りなら大丈夫!?
紫外線は雲も通過します。
晴れてない日でも、紫外線は地上に降り注いでいるので、対策を怠らないようにしましょう。
皆さんの健康を心よりお祈りしています!
ではまた!
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